1都3県の家族葬の平均費用は約99万円

1都3県の家族葬の平均費用は約99万円

家族葬を選ぶ人の多くが、少人数で故人との最期のお別れを希望していること、これに加えて少しでも費用を支えたいなどの願いがあるのではないでしょうか。しかし、家族葬ではどのくらいの金額になるのか良く分からない人も多いといえます。首都圏の葬儀に関する情報を発信する企業が2019年に実施した、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県での家族葬の平均費用について調査を行った結果、首都圏における家族葬の費用相場は99万円です。エリア別にみると、東京は約105万円で神奈川県は約99万円、埼玉県は約92万円で千葉県は約96万円など、それほど大きな差が生じていないことが分かります。これらの金額が高いのかそれとも安いのか、これは一般葬などと比較をしないと分かりにくい部分ではあるのですが、一般葬の場合は参列者の数が多いので食事や飲み物などの飲食代が多く掛かることになる、全体的なコストは高くなりますが家族や親族だけのお葬式では家族の持ち出しになる金額が高くなることもあります。

家族葬と一般葬の違いを理解しておく事が大切

身内で不幸があった際には葬儀を準備する必要があり、故人が生前に葬式プランの希望を残していない場合であれば遺族が決める必要があります。実際に斎場で選ぶ事ができるプランにもいくつか種類がありますが、似ている種類として一般葬と家族葬があります。2種類のプランはそれぞれ通夜と告別式を2日間に分けて執り行う葬式であり、仏教の観点からもしっかり供養する事ができる葬式プランです。内容はにていますが大きな違いとなるのが参列者であり、一般葬の場合は制限がないという点があります。家族葬の場合は参列者を制限する事ができ、より遺族側が希望する規模の葬式にする事が可能です。参列者の制限がない場合は故人と多くの人が最後のお別れが出いますが、規模が大きくなる傾向があります。参列者自体を制限することで規模を縮小する事ができ、感染症対策などリスクを抑えた葬式にする事ができるのが特徴の1つです。それぞれの違いを把握した上で、プランを選ぶ事が重要といえます。